沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call〜寝不足の原因は自分にある〜感想文
沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call〜寝不足の原因は自分にある〜 放送終了から1か月以上経ちました。因果律の逆転も終わってしまい、今更感はめちゃくちゃあるなと思いつつ、でも再放送もやってるしちゃんと書こう、と思って書きました。文章におこすために見返すのも楽しかった〜!
- 1.計算沼(2023年8月31日放送)
- 2.不器用沼(2023年9月7日放送)
- 3.お話し沼(2023年9月14日放送)
- 4.オーガニック沼(2023年9月21日放送)
- 5.野良猫沼(2023年9月28日放送)
- 6.推し沼(2023年10月5日放送)
- 7.さいごに
1.計算沼(2023年8月31日放送)
・南祐希さん、コミュニケーションを真摯に丁寧にやっているんだなと思ったしそれを計算って呼ぶのもいいと思ったんだけど、作中でもTLの反応を見ていても計算ってけしていい意味で使われる言葉ではないものなんだな…?と思った。なんでだろう。本心で接してくれていない、という印象なのかな。もくちゃんみたいな美しくてかっこよくて澄ました顔の人間が剥き出しの感情で接してくるほうが絶対こわくない…?
・と書いた途端、腑に落ちてしまった。だってもくちゃんみたいな人間が(本当に素のような、あるいは)素(かのようなそぶり)でこちらに笑いかけてくれるのが杢代和人さんだから…………!
・そう考えると確かに計算沼ってもくちゃんのよさとは真逆なのかも。見た目から想像されるもくちゃんのキャラクターにはすごく似合っている役だと思ったし、もくちゃんが演じたことでものすごい説得力が出ていたけれども。もくちゃんも計算するほうだと思うし。計算していい結果を生み出してるイメージはそんなにないけど。
・ツイッターを遡ると自分が計算沼の二次創作を読みたがっていて笑う。わかる。なっちゃんと付き合ってうまく行かなくて別れたあとの南祐希さんの様子、知りたい。すぐに切り替えて整理をつけることができるのか、自棄になったり引きずったりしてしまうのか。気になる。
2.不器用沼(2023年9月7日放送)
・社会人3年目ぐらいまでに不器用沼見たかったな〜〜、という感想。その時期だったらどういうふうに見えたかな。
・若葉が電話苦手だったりふせん書くの下手だったりするの、見ていて本当につらくなってしまう。誰かに話しかけられていまやってる仕事を見失っちゃうのとか、失敗して怒られて謝るタイミング逃しちゃったりとか……うう…がんばれ……そういうのぜんぶ経験でなんとかなるからね……っ!っていっても経験がないうちのふがいなさと自己嫌悪、どうにもなんないよね…
・「電話」というアイテムがいちばん効いている回だなと思った。そんなにmidnightではないのもまあ、というかここ時間の経過にだいぶ無理あるな。冬?
3.お話し沼(2023年9月14日放送)
・物語としてはお話し沼がいちばん好き。チルくんとハルちゃんのアフターストーリーまじでめっちゃ読みたい……(素直に書いたら「読みたい」になってしまったけどこのままにします)(いやどう考えても「読みたい」で合ってる)
・りょうちん本人は「自分とは全然ちがう役だからむずかしい」というようなことを言っていたけど、げんじぶのことをよく知る前のわたしはりょうちんのことをチルくんみたいな人だと思っていた。なんかこう、皮肉っぽくて口が悪くて自分に好意を持っている人を転がすのが得意そうみたいな……?こうやって書いてみるとわりと全然ちがうな……?
・恋愛のようなそうでないような、という曖昧さも好きだけど、ハルちゃんのあの「恋」としか言いようのない、見てるこっちが恥ずかしくなるような熱中と没入もすごくすごく好き。ハルちゃん本当にかわいかった。
・「そんな顔してわらってたんだね」よすぎる。
・同期ラジオで、松浦りょうさんとのエピソードとして「帰り際の『ありがとうございます』の言い方がかっこいい」以外にほぼ出てこなくて演者のおふたりのよそよそしさとまでは言わないまでも距離の近しくなさそうな雰囲気も含めてお話し沼、もえもえでした。
・作中でチルくん作曲というていになってる凜翔『Yoi』は歌詞もどことなくチルくんぽくて繰り返し聴いてる。
4.オーガニック沼(2023年9月21日放送)
・ラジカセとミラーボールとお酒とお菓子を準備して研究室で踊ったような経験はまったくないけど、大学時代に「今日みたいな日が続いてほしい」と思った記憶はある。というかその頃はほぼ毎日そんなことを思っていた。
・わたしがそう思ったときの「今日みたいな日」は結局いままで続いていないので、そういう日々はながく続かないものなんじゃないか、これからずっとそう思えた日のことを眩しく思い返すような日々なんだろうなって思っているんだけど、八雲くんなら八雲くんの日々をずっと眩しいままにしておくことができるんじゃないかと思うし、そうであってほしい。
・そしてできれば椎名さんも八雲くんのそんな日々のなかにいるということに気づいてくれますように。椎名さんのかんぺきな日常のなかに八雲くんがいるのと同じように、八雲くんの日々のなかにも椎名さんがいて、そういう気づきがこれから先の椎名さんを大丈夫にしてくれるのではないでしょうか。
・眩しくてやさしくて大丈夫にしてくれて、でも安全ではない沼、小泉光咲さんそのものすぎる回だった。今日をいい日だと思えるように、誰かにそういう日をもたらせるように。オーガニック沼ほんとうにだいすき。
・「今日はいい日だった?」を聞くたびに泣きそうになってしまう。
・monje『Fragrance』も椎名さん視点の曲だと思いながら聴いてる。とてもとてもひらたくいえばオーガニック沼って三角関係の話だったけど、気になるひとへ向かう意識に蓋をするのも、その気持ちを恋ではないことにする選択的な鈍感も、なんとなくぼんやりそこにあるようなないような嫉妬も、普遍性でもって歌詞に落とし込まれていて、その曖昧さに浸っています。
・「非日常は、マリーゴールドの香りがする。」ごっこをしたくてマリーゴールドの香りのするものを探しているんだけどなかなかちょうどいいものが見当たらない。引き続き探します。
・放送から2週間後ぐらいにロケ地の雑貨屋さん(蔵前駅『HOWMORE LIVING』)に行って写真を撮らせていただいていたら秒でオタクだとばれ、衣装で使われていたエプロンを試着させてもらったり、撮影の様子のお話を伺ったり(他にお客さんがいないタイミングだったのもあると思う)などすごくよくしてもらった。また行く。
5.野良猫沼(2023年9月28日放送)
・ここまでの「沼」は「相手のことをより深く知りたいと思ったり、自分の柔らかい部分を他人に踏み込まれたりするのって際限がなくてこわいよね、進もうとするにも勇気がいるよね、沼に例えたくもなるよね」という意味合いぐらいだったけど野良猫沼だけはなんていうか禁足地てきな意味合いの沼オブ沼でお出しされたのでびびった。怖すぎる。もう本当に怖すぎる。
・げんじぶの皆さんがペペの真似して絶叫するやつが好き。
・佐藤玲さんほんとうにかわいい。
・これ以上なに書いていいのかわからん…
6.推し沼(2023年10月5日放送)
・坂下騎士くんの浪漫人をありがと〜〜〜〜〜!!!!!!!
・雅哉の歌声がだいすきなのでソロ歌唱ほんとうにうれしい。いい歌声。曲調の明るさと歌詞の明るくなさの緩急も好き。「悲しみは君への花束にもなりゃしないのさ」といういい意味にも捉えられるような歌詞がとくに好きです。
・坂下騎士くんのビジュと青い衣装がとても好きなのでグッズだいぶかなり欲しい。
・「全身フル沼り」「睡眠健やか〜」「スーパーウルトラミラクルラッキーなお話し会」「その葛藤も人生のspice & sweetなんじゃないかな👍」語感のキャッチーさがとことんたいせつにされてる回で聞いてて耳に気持ちいい。何を言っているのかはよくわからないところもあるけど!
・雅哉&空人くん、少女漫画みたいな展開がすごく似合うね。
7.さいごに
・蝋燭という主題歌がとても好きです。要人さんメインなのも、ドラマにも合っている歌詞も、因果律の逆転でのパフォーマンスも全部好きだった。こういう日常に溶け込むような曲、またやってほしいな。
・なんでMVに7人いないのか?という謎が尾を引くけど、MVの副産物TikTokがよすぎて…
・いま再放送やってるけど、配信だとアマプラがみやすいと思われます(本日時点ではU-NEXTでもみられるけど11/30までって書いてあった)。